2014年6月23日月曜日

午前Ⅱ対策(過去問だけで十分、午後の方真面目にやるべき)

午前Ⅱ対策は、iPhoneのアプリを使った。あとから振り返ってみるとこれだけで十分だったともいいたいところです。しかし、試験の3日前に平成25年度分を試しにやってみたら、16/25問(正答率64%)しか正解しなかった。やっぱり直近3年分くらいの午前2の問題を解きなおして、最新の傾向みたいなものを体で感じていた方がいいと思います。


なお、情報処理技術者試験を受けたことのない方のみにお伝えしたい事なのですが、情報処理技術者試験の午前の試験の過去問の再出題率は異常です。過去問をバカにしてはいけません。
と敢えていわずとも、午前2については、巷の予想問題集の類も、結局過去問題にすぎない事が多いです。「どうせ過去問なんてあんまり再出題されないんでしょ?」などという考えで、新作問題に拘る人がいたとしても、無駄です。新作問題に拘っても、そんなに多くの新作問題を解く機会がある人なんていないと思います。実際、過去問だけ覚えてても十分合格レベルに達します。むしろ、午前2に時間を使い過ぎて、午後の試験の対策がおろそかにならないかだけ気をつけてください。

機会を見つけて、実際午前2の問題が過去問をどの程度使っているのか検証したいと思います。


おススメの参考書 など

とりあえず、参考書とかはいろいろ買いました。
「ポケットスタディ」も買いました。インプレスの情報処理教科書データベーススペシャリストも買いました。わくわくスタディのも買いました。

全部の教科書、問題集を見たわけではないので、何ともいえませんが、過去問題をひたすら廻す事が大事な試験には間違いありません。↓の点に少しだけ気を使うといいかと思われます。

・答案用紙は何度でもまっさらなものを出力できるように電子ファイル(pdfなど)が提供されている本を買うべき。何度も同じ答案用紙を使うのも悪くないけど、ER図を完成させる問題などについては、以前書き込んだことを意識しないようにするのが非常に難しい。

・手を動かしてER図を書きまくることが大事な試験なので、電子書籍のみでしか問題集を見られない環境だと、かなり学習がすすみづらいと思う。

・解答に納得のいかない事も多い試験なので、問題集も一種類よりかは二種類以上あった方が精神安定剤としては作用する。一つの解説が納得いかない場合に他の参考書を見ることができるから。

2014年6月22日日曜日

メモ 外結合を使う理由 等

・H24PM1問3設問1
問「表3中のSQLA2において、内結合でなく外結合を使う理由を、本文中の用語を用いて、25字以内で述べよ」
IPA解答例「・時期と店舗によって売れ筋商品は異なるから」「・店舗によって全商品が売れるとは限らないから」

・H24PM2問1設問3(3) 反省点
問題文には、「展示車配置計画と市場予約の間で満たすべき制約条件を二つ挙げ」とあった。

しかし、私は試乗車が展示車のサブタイプであることを問題から見落としていた。

試乗車が展示車のサブタイプであることは、「図2 マスタ領域の概念データモデル(未完成)」を見ても明らか。「図4 関係スキーマ(未完成)」を見ても、試乗車は展示車のすぐ下に描かれていて、インデントもされている。ただ、「図5 テーブル構造」を見ると試乗車はインデントされておらず、図5だけを見ていてもピンとこない。

・H23PM1問2設問1(1)、(2)
問題文:
「割引クーポンには、次の項目からなる利用条件を定め、一意なクーポン番号を付与する
・利用可能商品:一つ又は複数の単品商品
・割引額:一つの割引額
・有効期間(開始年月日~終了年月日):一つの有効期間
・利用可能店舗:一つ又は複数の店舗
・利用可能時間:利用可能な曜日ごとの複数の時間帯」

テーブル構造
「クーポン利用条件(クーポン番号、商品番号、開始年月日、終了年月日、曜日、時間帯番号、店舗番号、割引額」

問:(1)”クーポン利用条件”テーブルの候補キーを一つ示せ
  (2)”クーポン利用条件”テーブルを第3世紀系の条件を満たすテーブルに分解せよ

反省点:問題文の「一意なクーポン番号を付与する」を読んだ瞬間に脊髄反射でクーポン番号だけを候補キーにしてしまった。
クーポン番号が決まっても、利用可能書品がすべて決まるわけでもない。利用可能店舗がすべて決まるわけでもない。利用可能時間がすべて決まるわけでもない。

・H22PM1問1設問1(4) 正規形を答える問題。

正規形を答えるテーブル:
(受講者ID、認証ID,パスワード、姓、名、メールアドレス、電話番号、住所、更新日時、ログイン状態)

関数従属図:


その他記載
「受講者の情報が更新された日時、受講生のパスワード、姓、名、メールアドレス、電話番号、住所は変更が可能でその履歴が保存される。」
「ログイン状態が変更されても履歴は保存される」

実は、この問題は、設問1(1)で、関数従属図に誤りがあり、正すように出題されている。上記の③の矢印が間違いなのだけど、そこをちゃんと覚えていないと、「受講者ID」のみが候補キーだと勘違いしてしまう。
















2014年6月20日金曜日

受かってた!!(H26年春DBスペシャリスト)


午前2 96
午後1 72
午後2 80

DB受験に申し込んだのは二回目。去年は受からないと思ってブッチしました。でも仮に受けていたとしても、無力感を感じて一層ダメな人間になっていたと思います。
ことしは、3月にアホみたいに過去問をといてましたが、全然とけませんでした。4月は仕事が忙しくなりはじめたように思います。過去問は12~13年分を1~2回ずつ解きました。というか12~13年分の問題で1~2回ずつ打ちのめされました。比較的、勉強時間には恵まれた方だとは思っています。


2014年6月16日月曜日

関数従属図 から 候補キー を挙げさせる問題

基本的には、矢印の始点になるもので、その属性(または属性の組み合わせ)からすべての属性に矢印が辿りつくモノを答える。というのが、色々な参考書等に載っているもの。

しかし、よくわからない例外もある。

①始点なのにそれが候補キーとならないもの(ex 平成24年午後Ⅰ問1)

※図はIPAより

この図より候補キーを探そうとすると、「ラベルID」だけのように思えてしまう。
しかし、公式回答は「ラベルID、手順書ID」とのことだ。
IPAの採点講評では、「二つの属性の組が候補キーであることに気づいていない、誤った解答が多く見られた(略)状況記述から判別できるようにしてほしい」との事。なんだそれ?

問題文を見直すと、〈データの登録要件〉のところに、「同じ登録IDを用いて各要素を同時に登録したり、異なる登録IDを用いて個別に登録したりすることもできるようにする。」というところの記載から、ラベルIDだけではいけないということらしい。

”じゃあこの関数従属図は一体何なの?”と個人的に思ってしまうと、次の設問(設問1(3))には
「関係”手順書ラベル”は〔データの登録管理〕の要件を満たさない・・・」との記載がある。そもそも関数従属図が完璧ではないらしい。。。
もともとの関数従属図(未完成)を信じていたりなんかすると、梯子外しをくらったように感じてしまう。ただ、この事で悩み続けていけない。とりあえず他の問題もまわしましょう。

2014年6月15日日曜日

いくら問題と答えを読み直しても納得いかない場合もある。

そういう問題はさっさと飛ばしましょう。時間のムダ、というか、明らかに出題側がミスったな、というもの問題があります。そのような問題では、いくら悩んでも納得がいかない場合があります。「在庫引き当てスペシャリスト認定試験」ではありません。

この試験は、午後Ⅰでも午後Ⅱでも、他の一般的な受験生が落とさないようにさえすれば合格できる試験です。誰もわからない問題を究めるよりかは、他の穴を埋める方がいいのです。